精油を選ぶ力をつける
ちいさな精油瓶の中には植物から採られた香りの液体が入っています。
サラサラしているものもあれば、ドロッとしている液体もあります。
この香りの液体は、植物から香りの成分だけを取り出した物で、お水やその他の物で薄めていないので香り自体はとっても濃いのです。
そーっと鼻を近づけて、そーっと嗅いでみないと、香りが強すぎてびっくりしてしまうかも。
好きな香りならいいのですが、その香りが苦手な香りだったりツーンとするような香りだったとしたら、それだけでアロマを嫌煙してしまうかもしれません。
「わ…全然いい匂いじゃないし、くさい!」
もしアロマの第一印象がこんな感じだとしたら私は残念でなりません。
この、ちいさな瓶の中に入っている香りのする液体。
使う時はそのままでは濃いので薄めて使うのが基本です。
瓶の中の香りの液体はたくさんの香りの分子、成分からできているのですが、どんな分子、成分がどれくらい含まれているのかによって、その精油の得意とすることやできることが決まってきます。
(レッスンで使う精油には1本1本成分の分析表が付いています)
例えば、痛みを取る成分がたくさん含まれている精油は、肩こりや筋肉痛などにもピッタリ。
でも痛みを取る成分がほんの少ししか含まれていなかったり、全く含まれていなかったら…痛みを取る使い方はできませんよね。
だから精油の成分をしっかり学ぶことは精油を適切に使うことに直結していきます。
ナードのアロマ・アドバイザーコースでは、精油の成分をしっかりと勉強していくのでマニュアル通りの使い方ではなく、自分でピッタリの精油を選ぶ力が付きますよ。