胃痛アロマどうやって選ぶ!?
胃が痛くて寝れない夜
いつものように夕飯を食べてゆっくりしていたら、胃のあたりが何だか重たい。
少し食べすぎたかな?
さらに時間が経つと胃がキリキリと痛くなり、横になったのですが痛みが治まる気配なく、時計を見るともうすぐ日付が変わろうとしていました。
このままでは痛くて眠れないな…と感じ、精油ボックスを開けて(さて、どの精油を使おうかな)と眺めること10秒。
よし、これにしよう!
選んだ精油はこの3つ
まず初めに手に取ったのは「バジル」
それから「プチグレン」
もう一種類ブレンドしようかなと悩んで「レモン」と「ベルガモット」の蓋を開けて香りをクンクン。
香りを嗅いで心地よく感じたのは「レモン」でした。
3つの精油「バジル」「プチグレン」「レモン」を同量づつ中性ジェルに入れてよく混ぜてから腹部に塗布。
塗布後は(痛いの治るといいな…)と思いながらお布団に入りました。
気が付くと痛みが軽くなってきていて、いつも間にかそのまま眠りに落ちていました。
翌朝は胃の重たさも痛さもなくすっきり!
昨晩の胃の不調は何だったのかな?と思うくらい。
精油のおかげで今回もお薬に頼ることなく、体調が良くなりました。
精油を選んだ理由
消化器系に良いとされる精油はたくさんあります。
今回はバジル・プチグレン・レモンの3種類を選びましたが、この精油でなくてももちろんOK。
今回の私の状況から考えると
- 急に胃が痛くなった(胃の収縮=痙攣性の痛み)→バジル
- 仕事が始まりまだ身体が慣れていない(原因の一つに疲れやストレスもありそう)→プチグレン
- 胃が重たかった(消化を促進したい)→レモン
こんな風に考えて選びました。
3つとも主成分が違うということも今回のポイント。
バジル
主成分はフェノールメチルエーテル類のチャビコールメチルエーテル。
強い鎮痙攣作用があり、痙攣を伴う痛みに作用してくれます。
消化促進作用や健胃作用もあります。
プチグレン
エステル類を多く含み精神・神経系の不調に使うことが多い精油。
自律神経や神経バランスを整えてくれるので、ストレスを原因としている不調に対しておすすめです。
健胃作用もあります。
レモン
主成分はモノテルペン炭化水素類のd-リモネン。
d-リモネンと言えば蠕動運動促進作用、肝臓強壮など消化器系の不調によく使われる芳香成分の1つです。
他にもオレンジやベルガモット、グレープフルーツなど柑橘系の精油にたくさん含まれています。
消化器系に良いとされる精油はたくさんありますが、その中から
- どんな芳香成分の物を選ぶか?
- どんな作用の物を選ぶか?
- どんな香りの物を選ぶか?
組み合わせはたくさんあり、使う人、その時の状態によって、選ぶ精油が変わるでしょう。
たくさんの選択肢の中から精油を選ぶことができるようになるには、精油の成分について熟知していることが必要です。
本のレシピや一般的に言われている情報だけにとらわれずに、自分自身にピッタリの精油を選べるようになる力はアロマアドバイザーコースでつけることができます。
あなたも精油を自分で選べるようになってみませんか?